ル・クルーゼにまつわる思い出
2004年6月12日 恋愛
**メッセージあります**
むうさま・・・・・・ユウキさま
パンドラの箱さま・・レイコさま
をりさま ・・・・・篁 あまねさま
ル・クルーゼのお鍋♪
大好きです。ル・クルーゼ。
重たいんだけど、かわいいし、熱伝導率がいいからおいしくできる。
そんな、ル・クルーゼには苦い思い出が・・
あれは、彼(←詮索マン)と付き合い出して、初めてのお正月を迎えようとしていた年末のこと。
彼の家にお気に入りのル・クルーゼちゃんを持っていっていた私。
まだ、買ったばっかりで、うきうき。
何つくろっかなー♪
彼は当時自炊をしていなかった。食事は全て外食。
ということは、炊飯器がないのだ。
そういえば、このお鍋、ご飯もふっくら炊けるって書いてたなー。
説明書のとおり、やってみた。
ダメだった。
部分的に芯が残ってる・・・
「どうしよう?」
「しょうがないでしょ」
え?捨てるの?食べれるよ。
と、思ったが、彼には通用しない。
「俺はまずいものは食べたくないんだ」
「はい・・・」
流しで、お鍋を洗いながら、涙が出た。
がんばったのに。
ちょっとくらい硬くても、食べれるじゃん・・
泣いていたら、追い打ちをかけるように怒鳴り出した。
「そんなぐちゃぐちゃ言うんだったら、帰れ!」
「・・・・・」
頭にきた!まじで!
くっそーーー。帰るよ、ああ、帰るさ!
今まで彼の部屋に置いていた荷物を片っ端からかばんに詰めた。
もちろん、愛しのル・クルーゼちゃんも。
かばんに入らなかったから、紙袋に入れた。
飛び出した。泣きながら。
近くの大型スーパーまで、キャリーバックとお鍋の入った紙袋をもって歩いた。
ヤツから携帯もかかってこない。
フン!もういいのか!
スーパーに着いてから、どうしようか考えた。
もうイイ。タクシーで駅まで行って、特急で帰る!!
タクシー乗り場まで行こうとスーパー内を歩いている時、破れた。
ル・クルーゼちゃんをいれていた紙袋が!!
確かに重いの。あのお鍋。
周りから視線を感じる。
キャーーー。恥ずかしい。
とりあえず、お鍋を抱きかかえ、タクシーへ。
「すいません。ガムテープとかないですか?」
「え?」
「いやー、破れちゃったんですよー。ここ」
結局、破れた紙袋はそのままに、乗り込んだ。
携帯が鳴る。
今さら遅い。
しつこく鳴る。
やかましい。もう遅いのー。
「ごめん。俺が悪かった。帰って来て」
「もうタクシー乗ってる。帰るから」
「ごめん。ほんとに謝るから帰って来て」
帰りました。クソーと思いながら。
謝ったら許してあげないとね。
タクシーの運転手さんに「けんかですか?」と話しかけられた。
その後、マンションに着くまで、運転手さんの話が続いた。
「いやー。やっぱり男が謝らないと、ダメですよねー。うちもかみさん出ていって帰ってこなくなってねー。気が付いたら、カード会社から請求だけバンバン来てるんですよ。ひどいでしょ。だから、実家まで謝りに行きましたわ」
はぁー。そうですかー。ご苦労なことで。
マンションの前で彼が待っていた。
バツの悪そうな顔で。
荷物を持ってもらい、私はル・クルーゼちゃんを抱きかかえて部屋に帰った。
ぎゅーーーっと抱きしめられ、「ごめんな」
その後は、激しいセックスで仲直り。
次の日、お鍋を見たら、傷が付いていた。
たぶんスーパーで紙袋が破けた時だ。
蓋が、コロコロと転がって行った時だ!!
ショック。
でも今となっては、笑える思い出。
今日は何つくろうかなーー。
むうさま・・・・・・ユウキさま
パンドラの箱さま・・レイコさま
をりさま ・・・・・篁 あまねさま
ル・クルーゼのお鍋♪
大好きです。ル・クルーゼ。
重たいんだけど、かわいいし、熱伝導率がいいからおいしくできる。
そんな、ル・クルーゼには苦い思い出が・・
あれは、彼(←詮索マン)と付き合い出して、初めてのお正月を迎えようとしていた年末のこと。
彼の家にお気に入りのル・クルーゼちゃんを持っていっていた私。
まだ、買ったばっかりで、うきうき。
何つくろっかなー♪
彼は当時自炊をしていなかった。食事は全て外食。
ということは、炊飯器がないのだ。
そういえば、このお鍋、ご飯もふっくら炊けるって書いてたなー。
説明書のとおり、やってみた。
ダメだった。
部分的に芯が残ってる・・・
「どうしよう?」
「しょうがないでしょ」
え?捨てるの?食べれるよ。
と、思ったが、彼には通用しない。
「俺はまずいものは食べたくないんだ」
「はい・・・」
流しで、お鍋を洗いながら、涙が出た。
がんばったのに。
ちょっとくらい硬くても、食べれるじゃん・・
泣いていたら、追い打ちをかけるように怒鳴り出した。
「そんなぐちゃぐちゃ言うんだったら、帰れ!」
「・・・・・」
頭にきた!まじで!
くっそーーー。帰るよ、ああ、帰るさ!
今まで彼の部屋に置いていた荷物を片っ端からかばんに詰めた。
もちろん、愛しのル・クルーゼちゃんも。
かばんに入らなかったから、紙袋に入れた。
飛び出した。泣きながら。
近くの大型スーパーまで、キャリーバックとお鍋の入った紙袋をもって歩いた。
ヤツから携帯もかかってこない。
フン!もういいのか!
スーパーに着いてから、どうしようか考えた。
もうイイ。タクシーで駅まで行って、特急で帰る!!
タクシー乗り場まで行こうとスーパー内を歩いている時、破れた。
ル・クルーゼちゃんをいれていた紙袋が!!
確かに重いの。あのお鍋。
周りから視線を感じる。
キャーーー。恥ずかしい。
とりあえず、お鍋を抱きかかえ、タクシーへ。
「すいません。ガムテープとかないですか?」
「え?」
「いやー、破れちゃったんですよー。ここ」
結局、破れた紙袋はそのままに、乗り込んだ。
携帯が鳴る。
今さら遅い。
しつこく鳴る。
やかましい。もう遅いのー。
「ごめん。俺が悪かった。帰って来て」
「もうタクシー乗ってる。帰るから」
「ごめん。ほんとに謝るから帰って来て」
帰りました。クソーと思いながら。
謝ったら許してあげないとね。
タクシーの運転手さんに「けんかですか?」と話しかけられた。
その後、マンションに着くまで、運転手さんの話が続いた。
「いやー。やっぱり男が謝らないと、ダメですよねー。うちもかみさん出ていって帰ってこなくなってねー。気が付いたら、カード会社から請求だけバンバン来てるんですよ。ひどいでしょ。だから、実家まで謝りに行きましたわ」
はぁー。そうですかー。ご苦労なことで。
マンションの前で彼が待っていた。
バツの悪そうな顔で。
荷物を持ってもらい、私はル・クルーゼちゃんを抱きかかえて部屋に帰った。
ぎゅーーーっと抱きしめられ、「ごめんな」
その後は、激しいセックスで仲直り。
次の日、お鍋を見たら、傷が付いていた。
たぶんスーパーで紙袋が破けた時だ。
蓋が、コロコロと転がって行った時だ!!
ショック。
でも今となっては、笑える思い出。
今日は何つくろうかなーー。
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