☆メッセージあり☆
ナカタヒデさま
のんさま
ーーーーーーーーーー
昨日、彼の家に行って来た。
私の気持ちを伝えるために。
結果から言うと、「現状維持」。
梅田で彼の車を見つけた瞬間、今までのモヤモヤしていた気持ちが落ち着いていくのを感じた。
家に向かう車中、私が痩せたという話になった。
ほおがこけているように思えたらしい。
痩せたことに気付いてくれて、ちょっとうれしかった。
でも部屋に入ってびっくりした。
捨てられている!私の物が!!
パジャマ、歯ブラシ、シャンプー、ドライヤー、セリーヌの綿毛布(←お気に入りだった)・・・
よほど腹が立ったらしく、おさまらなかったらしい。
よくもまぁ、私の物だけ、きれいさっぱりと。
こっちも腹がたってたんですけど!
私が怒っていると、クローゼットの前で申し訳なさそうに立っている彼。
「ごめん。もうひとつある」
ジャケットだ。前に持って帰るのを忘れたんだった。
えーーー。なんで捨てるの!と思ったら、あった。
なんだ、捨ててないじゃん。よかった、と思ったら、ボタンがまっぷたつに割れていた。思いきり床に叩き付けたらしい。
怒った。今までにないくらい、怒った。
物に当たるなんて、女のすることだと。
腹が立っても、やっていいことと、わるいことは判断できるだろうと。
人の物を捨てるということは、私の分身を捨てるということだから、もう別れるつもりなのかと。
そして、着替えもないまま、雨に濡れたジーンズで座り込んでいた。
話をしに来たのに、そんな気になれないくらい、腹が立っていた。
何度も謝るが、私にとっては大事なもの。くやしい。
「もう寝るから。せっかく大事な話しにきたけど、呆れて話をする気がなくなった」
「ごめん。もう2度と捨てないから。大事な話をしてくれ」
何も話さずに帰るわけにもいかず、話した。
いろいろ、今まで思っていたこと。
結婚のこと、仕事のこと、私は私らしく生きたいってこと。
彼はうなずきながら、黙って聞いていた。
「わかった。俺も大人にならなあかんな」
「口だけじゃダメだから!このままだったら続けられないよ」
「わかった。さゆきの好きなようにしたらいい。俺は仕事がんばるから」
それから、彼に白紙の紙一枚と、ペンを用意させた。
「あなたは、弱すぎる。もっと強くならないとダメだよ。いつも同じパターンの過ちを犯して、堂々巡りなんだよ。自分の陥りやすいパターンを克服しなきゃ、成長していかないよ」
と言って、まず自分の弱点、今の問題点を書かせた。
そして、将来の夢、なりたい自分像を書かせた。
そして、今の自分と、なりたい自分のギャップを埋めるためには、自分はどういうことに気をつけ行動していくべきか、答えを考えさせた。
彼は面倒くさがりで、前々から書くことで答えがでるから、全部書き出してみたら?という私の提案にも、から返事をしていた。
でも昨日は、素直だった。
「思っていること、どんな小さなことでもいいから、書いてみて」
そうして書き出していくうちに、心が落ち着くし、本当の自分がみえてくる。
彼も、じっと自分の内なる声に耳を傾けながら書いていた。
途中から、彼の目の輝きが変わっていったように思う。
今の彼は自分に自信がなくて、自分自身に対するいらだちや、やり場のない感情を私にぶつけていたようだ。
とりあえず、彼自身が自分自身を理解し、頭の中をすっきり整理することができたようだ。
出会った頃の彼は、躍動感に溢れ、ほんとに活き活きしていた。
自分に自信たっぷり。
「さゆきは俺と出会えて、ほんまに幸せや。感謝せなあかん」なんてよく言っていた。
その当時の気持ちもよみがえってきたらしい。
近頃の彼はマイナス思考だったよな、そういえば。
なんだか、すこし前に進んだような気がした。
「これからの俺をもう少し見守っていてくれ」
「わかった」
「でも、もうあかんと思ったら、俺のことは見切ってくれていいから」
変われるか?変われないか?どうかわからない。
でも、彼には他の人にはないパワーを感じる。
今は、静かに見守りたい。
ナカタヒデさま
のんさま
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昨日、彼の家に行って来た。
私の気持ちを伝えるために。
結果から言うと、「現状維持」。
梅田で彼の車を見つけた瞬間、今までのモヤモヤしていた気持ちが落ち着いていくのを感じた。
家に向かう車中、私が痩せたという話になった。
ほおがこけているように思えたらしい。
痩せたことに気付いてくれて、ちょっとうれしかった。
でも部屋に入ってびっくりした。
捨てられている!私の物が!!
パジャマ、歯ブラシ、シャンプー、ドライヤー、セリーヌの綿毛布(←お気に入りだった)・・・
よほど腹が立ったらしく、おさまらなかったらしい。
よくもまぁ、私の物だけ、きれいさっぱりと。
こっちも腹がたってたんですけど!
私が怒っていると、クローゼットの前で申し訳なさそうに立っている彼。
「ごめん。もうひとつある」
ジャケットだ。前に持って帰るのを忘れたんだった。
えーーー。なんで捨てるの!と思ったら、あった。
なんだ、捨ててないじゃん。よかった、と思ったら、ボタンがまっぷたつに割れていた。思いきり床に叩き付けたらしい。
怒った。今までにないくらい、怒った。
物に当たるなんて、女のすることだと。
腹が立っても、やっていいことと、わるいことは判断できるだろうと。
人の物を捨てるということは、私の分身を捨てるということだから、もう別れるつもりなのかと。
そして、着替えもないまま、雨に濡れたジーンズで座り込んでいた。
話をしに来たのに、そんな気になれないくらい、腹が立っていた。
何度も謝るが、私にとっては大事なもの。くやしい。
「もう寝るから。せっかく大事な話しにきたけど、呆れて話をする気がなくなった」
「ごめん。もう2度と捨てないから。大事な話をしてくれ」
何も話さずに帰るわけにもいかず、話した。
いろいろ、今まで思っていたこと。
結婚のこと、仕事のこと、私は私らしく生きたいってこと。
彼はうなずきながら、黙って聞いていた。
「わかった。俺も大人にならなあかんな」
「口だけじゃダメだから!このままだったら続けられないよ」
「わかった。さゆきの好きなようにしたらいい。俺は仕事がんばるから」
それから、彼に白紙の紙一枚と、ペンを用意させた。
「あなたは、弱すぎる。もっと強くならないとダメだよ。いつも同じパターンの過ちを犯して、堂々巡りなんだよ。自分の陥りやすいパターンを克服しなきゃ、成長していかないよ」
と言って、まず自分の弱点、今の問題点を書かせた。
そして、将来の夢、なりたい自分像を書かせた。
そして、今の自分と、なりたい自分のギャップを埋めるためには、自分はどういうことに気をつけ行動していくべきか、答えを考えさせた。
彼は面倒くさがりで、前々から書くことで答えがでるから、全部書き出してみたら?という私の提案にも、から返事をしていた。
でも昨日は、素直だった。
「思っていること、どんな小さなことでもいいから、書いてみて」
そうして書き出していくうちに、心が落ち着くし、本当の自分がみえてくる。
彼も、じっと自分の内なる声に耳を傾けながら書いていた。
途中から、彼の目の輝きが変わっていったように思う。
今の彼は自分に自信がなくて、自分自身に対するいらだちや、やり場のない感情を私にぶつけていたようだ。
とりあえず、彼自身が自分自身を理解し、頭の中をすっきり整理することができたようだ。
出会った頃の彼は、躍動感に溢れ、ほんとに活き活きしていた。
自分に自信たっぷり。
「さゆきは俺と出会えて、ほんまに幸せや。感謝せなあかん」なんてよく言っていた。
その当時の気持ちもよみがえってきたらしい。
近頃の彼はマイナス思考だったよな、そういえば。
なんだか、すこし前に進んだような気がした。
「これからの俺をもう少し見守っていてくれ」
「わかった」
「でも、もうあかんと思ったら、俺のことは見切ってくれていいから」
変われるか?変われないか?どうかわからない。
でも、彼には他の人にはないパワーを感じる。
今は、静かに見守りたい。
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