☆メッセージ見てね☆
をりねぇたん
カナリアさん
◎きなこ◎さん
ユウキさん
-----------------------------------------
書こうか書くまいか迷ったけど。
書いて頭を整理したいと思う。
昨日。
前日のケンカは仲直りできそうで、私の中ではわだかまったまま。
本当なら京都に出かける予定だったけど、この調子なら出かけられないかと思い、寝不足も手伝って10時過ぎまで眠ってしまった。
いいかげん起きなきゃと思い、起きて一人分だけのトーストとカフェオレを用意して食べた。
途中目を覚ました彼は自分の分が用意されていないことに驚いていた。
普段は用意して起こしてるから。
でも昨日はそんな気になれなくて、自分だけ食べた。
「今日はどうするんや?俺は散髪に行きたい」
京都はどうなったのよ。私の要求なんて無視ですか。
前日、京都ガイドが付録についた雑誌を買っていた。
それも私よりもぐっと年上をターゲットにした雑誌。
同じ値段でいわゆるガイドブックが買えた。
でもガイドブックに載せられている大量の情報を見て諦めた。
そんなにあちこち付き合わされるのなんて、絶対無理な人だから。
だからごく限られた選択肢の中からポイントだけをピックアップできるように、わずか10ページの付録を選んだ。
前日はその中にあるマップをずっとずっと見ていた。
土地勘がないから覚えなきゃって。
道を間違っただけでも、顔色が変わる。
だから準備が必要。
結局彼の散髪を優先して、先に梅田へ。
車に乗り込んですぐ、彼がハンカチを忘れたことに気づいた。
仕方がないので、私は阪急の前で降り、ハンカチを選んだ後、小走りで美容院へ向かった。
結構距離があったので、着いた頃には汗が滲んでいた。
しばらくしてさっぱりした彼。
それから京都へ向かったので、パーキングに停めて街へ出たのは14時をまわっていた。
昨日の京都はまさしく猛暑。
少し歩くだけでも汗が流れる。
頭の中で前日に見ていた地図を思い出す。
連休ということもあって、人が本当に多かった。
その上暑いし、彼がイライラする要因は全て揃っていた。
14時を過ぎていたが、まだランチを食べていなかった。
私は落ち着いたイタリアンへ行こうと思っていたのに、彼はがっつりご飯を食べたいと。
そういうお店がどこにあるのかわからない。
結局ブラブラしながら探そうということに。
途中私の行きたいお店があったので、ちょっと立ち寄った。
でも空腹の彼はだんだん機嫌が悪く。
慌ててお店を出て、食事できそうなところを探すが、どこもランチの時間が終わっている。
「どうしよう。ランチの時間終わってるよ」
「なんでもいいやろー。あーだこーだうるさいねん。どこでもいいやろ!」
あーあ。またキレた。
「だいたいな、地図見ながらあっちこっちとかうざいねん。どこの田舎者やって感じや」
「そんなこと言っても、詳しくないからわからないでしょ!」
「俺は京都きらいなんじゃ」
「わかった。じゃあ帰ればいいやん。もう結構です」
私は来た道を早足で歩く。
全然何にも見れなかった。
初めてに近い場所で、地図も見ないで歩ける人なんてどこにいるのよ!
ご飯が食べたいなら自分で探す努力してよ!
後ろからついてくるだけなのに、文句ばっかり言うな!!
頭から湯気が出てるんじゃないかってくらい腹が立った。
パーキングで清算を済まし、車の後ろで待つ。
なかなか来ない。
いつも人に連れていってもらってるだけだから、道に迷ったのか。
10分遅れで帰ってきた。
無言で乗り込む。
「あぁ腹減った。おまえ京都に何しにきたんや?いっつもいっつも食器ばっかり見やがって。頭おかしいんとちゃうか?それに連れてきてもらってありがとうのひとこともないんか?」
「うるさい!人の趣味とやかく言わないで!それに自分だって人に付き合わせてるでしょ!散髪とか車の修理とか!」
「おまえが勝手に付いてきてるだけやろ」
「わかった。それじゃあ日当とガソリン代全部出すから計算してよ」
「俺はそんな安い人間ちゃうぞ」
「いくら!これでいいの!」
ここで私は財布から3万円を投げ付けた。
「おまえ。京都駅で降りろ」
「・・・」
「フッ。俺んちにパソコンとか置いてるんか」
そこからまた人格否定の罵声。
金輪際買い物には付き合わない。
おまえの趣味の食器は全部宅急便で送り返してやる。
小さい店ばっかり回って、なにがおもしろい。
イィィィーーーーーってなって、叫んだ。
「もういいから。あんたに私の何がわかる?わからないくせに言わないで」
叫びながら足で車をバコバコ蹴った。
「おい!車を蹴るな!なにしてくれてるねん!!」
「あんたが私を言葉で傷つけるからでしょ。これくらい私の心を傷つけてるのよ」
「おまえココから飛び下りてくれ」
「・・・」
「もう終わりやな。おまえのモノ残さず全部持って帰れ」
「帰るわ。じゃあ借金返して」
「今すぐないわ」
「じゃあ腎臓でもなんでも売ってお金つくって」
「腎臓は売らんけど、誠意みせたるわ!」
その後は無言。
マンションに戻ると荷物を全部まとめた。
駐車場から帰る途中に姿が見えなくなった彼はスーパーに食材を買いに行っていたようで、10分くらいして帰ってきた。
「まぁ座りや」
「・・・・」
「いつでも帰れるから、とりあえず座れよ」
「・・・・」
私はマンションのキーをキーケースからはずし、投げ付けた。
そして座る。
「おまえはこれでホンマにいいんか?このまま別れても」
「・・・」
「俺は悪かったと思うから謝る。ごめん。さゆきは俺に言うことないか?」
「ない!」
「そうか。じゃあ俺ももうない。お金は毎月少しずつでも返すようにするから」
荷物をもって家を出ようとした。
そこで引き止められ、腕をぐっとつかまれた。
「そんなに俺のこときらいなんか?謝っても許してくれへんのか?」
「・・・・」
結局そこで5分くらいそんな感じで荷物の奪い合いをしていた。
パソコンを取り上げられ、部屋に入るように言われる。
「返して」
パソコンを持ったまま部屋の奥へ行こうとする。
もういいや。パソコンなんて。
不思議とそう思って、無視して玄関を出ようとした。
焦った彼は、「わかった」といって、パソコンとさっき投げたお金を無理矢理かばんに押し込んだ。
背中でドアの閉まる音がした。
そして「ガチャ」と鍵を掛ける音がした。
あぁ、もう追いかけてこないんだ。
そう思ったけど引き返すつもりはなかった。
両手いっぱいの荷物を持って電車に乗る。
やっぱり追いかけてくる気配はない。
なんだ、その程度か。
これが終わりなのか。
冷静だった。
電車の中でメールが入った。
「お肉買ってきたから一緒に食べよ。俺が悪かった。ごめん。帰ってきて」
「さゆき、さゆき、さゆき。ごめん。ほんとに帰ってきて」
「まだ梅田にも行ってないやろ?お肉焼いておくから、一緒に食べよ」
無視した。
その後車で迎えにくる気配もなく、実家まで帰った。
帰ってから電話が鳴りっぱなしだったけど、出る気がしなかった。
謝りさえすれば全て許されると思わないでほしい。
一度傷付いた心はそう簡単に癒せないんだってば。
心を開くことができなかった。
「今日は話したくない」
メールを送った。
今日も電話が鳴っているけど無視。
ちょっと頭を冷やしてほしいし、私も冷やしたい。
何のために一緒にいるのか?
冷静に考えてみたい。
をりねぇたん
カナリアさん
◎きなこ◎さん
ユウキさん
-----------------------------------------
書こうか書くまいか迷ったけど。
書いて頭を整理したいと思う。
昨日。
前日のケンカは仲直りできそうで、私の中ではわだかまったまま。
本当なら京都に出かける予定だったけど、この調子なら出かけられないかと思い、寝不足も手伝って10時過ぎまで眠ってしまった。
いいかげん起きなきゃと思い、起きて一人分だけのトーストとカフェオレを用意して食べた。
途中目を覚ました彼は自分の分が用意されていないことに驚いていた。
普段は用意して起こしてるから。
でも昨日はそんな気になれなくて、自分だけ食べた。
「今日はどうするんや?俺は散髪に行きたい」
京都はどうなったのよ。私の要求なんて無視ですか。
前日、京都ガイドが付録についた雑誌を買っていた。
それも私よりもぐっと年上をターゲットにした雑誌。
同じ値段でいわゆるガイドブックが買えた。
でもガイドブックに載せられている大量の情報を見て諦めた。
そんなにあちこち付き合わされるのなんて、絶対無理な人だから。
だからごく限られた選択肢の中からポイントだけをピックアップできるように、わずか10ページの付録を選んだ。
前日はその中にあるマップをずっとずっと見ていた。
土地勘がないから覚えなきゃって。
道を間違っただけでも、顔色が変わる。
だから準備が必要。
結局彼の散髪を優先して、先に梅田へ。
車に乗り込んですぐ、彼がハンカチを忘れたことに気づいた。
仕方がないので、私は阪急の前で降り、ハンカチを選んだ後、小走りで美容院へ向かった。
結構距離があったので、着いた頃には汗が滲んでいた。
しばらくしてさっぱりした彼。
それから京都へ向かったので、パーキングに停めて街へ出たのは14時をまわっていた。
昨日の京都はまさしく猛暑。
少し歩くだけでも汗が流れる。
頭の中で前日に見ていた地図を思い出す。
連休ということもあって、人が本当に多かった。
その上暑いし、彼がイライラする要因は全て揃っていた。
14時を過ぎていたが、まだランチを食べていなかった。
私は落ち着いたイタリアンへ行こうと思っていたのに、彼はがっつりご飯を食べたいと。
そういうお店がどこにあるのかわからない。
結局ブラブラしながら探そうということに。
途中私の行きたいお店があったので、ちょっと立ち寄った。
でも空腹の彼はだんだん機嫌が悪く。
慌ててお店を出て、食事できそうなところを探すが、どこもランチの時間が終わっている。
「どうしよう。ランチの時間終わってるよ」
「なんでもいいやろー。あーだこーだうるさいねん。どこでもいいやろ!」
あーあ。またキレた。
「だいたいな、地図見ながらあっちこっちとかうざいねん。どこの田舎者やって感じや」
「そんなこと言っても、詳しくないからわからないでしょ!」
「俺は京都きらいなんじゃ」
「わかった。じゃあ帰ればいいやん。もう結構です」
私は来た道を早足で歩く。
全然何にも見れなかった。
初めてに近い場所で、地図も見ないで歩ける人なんてどこにいるのよ!
ご飯が食べたいなら自分で探す努力してよ!
後ろからついてくるだけなのに、文句ばっかり言うな!!
頭から湯気が出てるんじゃないかってくらい腹が立った。
パーキングで清算を済まし、車の後ろで待つ。
なかなか来ない。
いつも人に連れていってもらってるだけだから、道に迷ったのか。
10分遅れで帰ってきた。
無言で乗り込む。
「あぁ腹減った。おまえ京都に何しにきたんや?いっつもいっつも食器ばっかり見やがって。頭おかしいんとちゃうか?それに連れてきてもらってありがとうのひとこともないんか?」
「うるさい!人の趣味とやかく言わないで!それに自分だって人に付き合わせてるでしょ!散髪とか車の修理とか!」
「おまえが勝手に付いてきてるだけやろ」
「わかった。それじゃあ日当とガソリン代全部出すから計算してよ」
「俺はそんな安い人間ちゃうぞ」
「いくら!これでいいの!」
ここで私は財布から3万円を投げ付けた。
「おまえ。京都駅で降りろ」
「・・・」
「フッ。俺んちにパソコンとか置いてるんか」
そこからまた人格否定の罵声。
金輪際買い物には付き合わない。
おまえの趣味の食器は全部宅急便で送り返してやる。
小さい店ばっかり回って、なにがおもしろい。
イィィィーーーーーってなって、叫んだ。
「もういいから。あんたに私の何がわかる?わからないくせに言わないで」
叫びながら足で車をバコバコ蹴った。
「おい!車を蹴るな!なにしてくれてるねん!!」
「あんたが私を言葉で傷つけるからでしょ。これくらい私の心を傷つけてるのよ」
「おまえココから飛び下りてくれ」
「・・・」
「もう終わりやな。おまえのモノ残さず全部持って帰れ」
「帰るわ。じゃあ借金返して」
「今すぐないわ」
「じゃあ腎臓でもなんでも売ってお金つくって」
「腎臓は売らんけど、誠意みせたるわ!」
その後は無言。
マンションに戻ると荷物を全部まとめた。
駐車場から帰る途中に姿が見えなくなった彼はスーパーに食材を買いに行っていたようで、10分くらいして帰ってきた。
「まぁ座りや」
「・・・・」
「いつでも帰れるから、とりあえず座れよ」
「・・・・」
私はマンションのキーをキーケースからはずし、投げ付けた。
そして座る。
「おまえはこれでホンマにいいんか?このまま別れても」
「・・・」
「俺は悪かったと思うから謝る。ごめん。さゆきは俺に言うことないか?」
「ない!」
「そうか。じゃあ俺ももうない。お金は毎月少しずつでも返すようにするから」
荷物をもって家を出ようとした。
そこで引き止められ、腕をぐっとつかまれた。
「そんなに俺のこときらいなんか?謝っても許してくれへんのか?」
「・・・・」
結局そこで5分くらいそんな感じで荷物の奪い合いをしていた。
パソコンを取り上げられ、部屋に入るように言われる。
「返して」
パソコンを持ったまま部屋の奥へ行こうとする。
もういいや。パソコンなんて。
不思議とそう思って、無視して玄関を出ようとした。
焦った彼は、「わかった」といって、パソコンとさっき投げたお金を無理矢理かばんに押し込んだ。
背中でドアの閉まる音がした。
そして「ガチャ」と鍵を掛ける音がした。
あぁ、もう追いかけてこないんだ。
そう思ったけど引き返すつもりはなかった。
両手いっぱいの荷物を持って電車に乗る。
やっぱり追いかけてくる気配はない。
なんだ、その程度か。
これが終わりなのか。
冷静だった。
電車の中でメールが入った。
「お肉買ってきたから一緒に食べよ。俺が悪かった。ごめん。帰ってきて」
「さゆき、さゆき、さゆき。ごめん。ほんとに帰ってきて」
「まだ梅田にも行ってないやろ?お肉焼いておくから、一緒に食べよ」
無視した。
その後車で迎えにくる気配もなく、実家まで帰った。
帰ってから電話が鳴りっぱなしだったけど、出る気がしなかった。
謝りさえすれば全て許されると思わないでほしい。
一度傷付いた心はそう簡単に癒せないんだってば。
心を開くことができなかった。
「今日は話したくない」
メールを送った。
今日も電話が鳴っているけど無視。
ちょっと頭を冷やしてほしいし、私も冷やしたい。
何のために一緒にいるのか?
冷静に考えてみたい。
コメント